イメージトレーニングと心理支援

本番で力を発揮するためのイメージトレーニング
スポーツ、試験、仕事など、どんなに準備しても、どんなに力があっても、本番に弱く、持てる実力を発揮できない。
特に、経験の浅い段階では、そんな歯がゆい思いをすることも多いものです。
本番で実力を発揮しにくくなる原因を整理する
第一ステップは実力を発揮させまいとしている原因を明らかにして可能な限り小さくしていきます。
本番で力を発揮しにくくなる背景には、「失敗してはいけない」「うまくできなければ評価が下がる」といった考えや、過去の失敗場面を繰り返し思い出すことなどが関係している場合があります。
また、緊張によって呼吸が浅くなったり、身体に力が入ったりすることもあります。
カウンセリングでは、その人の状況や感じ方を確認しながら、考え方、感情、身体反応、行動のつながりを整理していきます。
認知行動療法を用いて考え方と行動を見直す
認知行動療法では、緊張する場面で浮かぶ考えや、そのときに起きる感情、身体反応、行動に目を向けます。
そのうえで、「失敗を完全になくすこと」ではなく、「緊張していても準備した行動を一つずつ行う」といった、現実的で取り組みやすい考え方を検討します。
必要に応じて、本番に近い状況を小さな段階に分け、無理のない範囲で練習を重ねることもあります。
イメージトレーニングと催眠療法
第二ステップはイメージトレーニングです。
リラクゼーションと催眠療法を用いて自分が理想とする成功イメージを身体の感覚として定着させることで、本番で存分に力が発揮できるようにする方法です。
現在はスポーツ界では必須と言っていい程に取り入れられています。
催眠療法では、リラックスしながら注意を集中させ、自分が落ち着いて行動している場面や、準備してきたことを実行している場面を具体的にイメージしていきます。
催眠状態は眠って意識を失う状態ではありません。
通常は周囲の音や施術者の言葉を認識でき、自分の意思に反することを強制されるものでもありません。
進め方や感じ方には個人差があるため、本人の希望や状態を確認しながら行います。
イメージする内容を具体的にする
イメージトレーニングでは、結果だけでなく、本番前の呼吸、姿勢、視線、身体の動き、周囲の音などを具体的に思い描きます。
「必ず成功する」と思い込ませることが目的ではありません。
緊張した場合にも、どのように呼吸を整え、何に注意を向け、次の行動へ移るかを事前に確認しておくことが大切です。
繰り返し練習し、本番での行動につなげる
繰り返し行うことでモチベーションも上がり、さらなる実力アップを図れるという相乗効果も生まれます。
「札幌カウンセリング銀のすず」で、いっしょに理想の成果へ向かっていくお手伝いをさせて頂きます。
認知行動療法による考え方と行動の整理、リラクゼーション、イメージトレーニング、催眠療法は、どれか一つを一律に行うものではありません。
相談される方の悩みや目標、体調、希望に合わせて、必要な方法を検討します。
スポーツ、試験、発表、面接、仕事などで、本番になると思うように力を発揮できないと感じている方は、札幌での対面カウンセリングまたはオンラインカウンセリングについてご相談ください。
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著者:土井裕(公認心理師・精神保健福祉士)
札幌で心理カウンセリングを行っている 土井裕(どい ゆたか) です。
このブログは、悩みや不安を抱えている方が、少しでも気持ちを軽くして前向きになれるきっかけになればと思い書いています。
専門的な内容もできるだけわかりやすく、やさしい言葉でお伝えするよう心がけています。
「ちょっと読んでみようかな」と気軽に立ち寄っていただける、そんな場所になれば嬉しいです。
