摂食障害の原因
摂食障害の要因については様々ですが、きっかけは思春
期にやせ願望のダイエットから始まるケースが多くみら
れます。
また、表面的には食べ吐きという行為が困り事ですが、
その背景には他者とのコミュニケーションが苦手で、
人といると疲れやすい傾向が見受けられます。
さらにその下には家族関係に問題を抱えているケースが
あります。
生育環境内に常に緊張感があると他者への基本的な信頼
感の薄くなり、人との関わりにストレスを感じるように
なります。
また自身の存在価値の補填をするためにやせた女性がも
てはやされる社会的風潮に合わせた体型に強くこだわる
歪んだ認知を持つようです。
摂食障害へのカウンセリング
人と一緒にいる時の疲れや自己評価の低さが食べ吐きを
引き起こすトリガーとなります。
食べ吐きの症状だけではなく、背景にある家族関係や人
との関わりに目を向けていきます。
根本的な原因のトラウマや親子関係のわだかまり、今ま
での物語を振り返りながら自己肯定感を高めていく心理
カウンセリングを進めていきます。
効果的な心理療法
・認知行動療法
・リラクゼーションを用いた自我状態療法
・対人関係療法
・EMDR(眼球運動脱感作法)
過食や嘔吐(神経性過食症や過食性障害など)に対
して心と行動の両面から丁寧にアプローチしていき
ます。
1.食行動、体重、気分の波などを丁寧に聞き取ります。
「食べた後に罪悪感を感じる」といった考え方を認識
し、過去の経験がどう影響するかを探っていきます。
2.「空腹なのか?不安を埋めるためか?」のような質問
を通じて、食行動と感情の関係性を理解できるように
進めていきます。
3.食行動の記録と振り返り(行動療法)
いつ・どこで・どんな気持ちで食べたかを記録し、
パターンに気づけるように支援いたします。
4.「太ったら価値がない」「完璧じゃなきゃだめ」
といった考え方を柔らかく見直します。
5.衝動の軽減や自己肯定感の強化をします。
6.感情の扱い方が上手になります
・寂しさ、怒り、不安などを過食以外の方法で表現
ができるよう支援します。
・家族や友人との関係、自己主張のしかたなど、
対人ストレスへの対応力を高めます。
・自分の体や感情を批判せず、やさしく見守れる力を
育てるように支援します。
摂食障害の回復には「症状を責めない」ことがとても
大切です。
札幌でカウンセリングを受ける前に知っておきたいこと/最適な選び方と利用法
参考ページ
厚労省 みんなのメンタルヘルス 摂食障害
ご家族・教職員の皆さんへ~ 摂食障害
『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』(医学書院)