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アダルトチルドレンのカウンセリング

【アダルトチルドレン】ってご存知ですか?

 

アダルトチルドレンとは、

“子ども時代の親との関係によるトラウマを成人後にも抱えている状態”

“親子関係の影響を受けて長年生きづらさを抱えている人”

のことを言います。

 

病名や医学的概念ではなく、明確な定義もありませんが、

様々な場面において、おおよそ上記の意味合いで使用されています。

アダルトチルドレンに関する年齢の決まりもないようです。

ただ、“成人後” “長年” という説明の通り、

10代半ば頃すでにアダルトチルドレンであることはほぼありません。

 

多くの場合が、大人になってから精神的な不調が顕著になり、

その背景をじっくりたどっていくと、

アダルトチルドレンであることが分かってくるのです。

生きにくい カウンセリング

生きにくい方へのカウンセリング事例を説明します。

 

今回は、

アダルトチルドレンであるクライアントとカウンセラーのやりとりを通して、

アダルトチルドレンの特徴と回復へのヒントを紹介します。

 

====

 

※以下に登場するAさんは、実在の方ではなく、

複数の事例から架空の設定をしています。

また、あくまでも一例であることをご理解ください。

 

Aさん、50代女性。大学生の娘と夫の3人暮らし。専業主婦。

自宅から徒歩5分の距離に高齢の母親が一人暮らしをしており、

Aさんは毎日ゆううつに思いながらも、必ず母宅を訪れている。

半年ほど前から、ほとんど全てのことに対して意欲がわかず、

母宅へ行く以外は自宅で横になっていることが増えた。

10年前から会話の少ない夫は、Aさんを特に気にかける様子もない。

娘からは「怠け者!」「クズ!」など罵声を浴びせられている。

抑うつ状態になったAさんは心療内科を訪れ、

何度か通院した頃に医師からカウンセリングを勧められた。

 

今日は、3回目のカウンセリング。

 

* * *

 

Aさん:昨日も娘から罵られました。言われっぱなし。

    でも、こんな娘にしてしまったのは私なんです。

    だから私には娘を叱る権利なんてないんです。

心理師:娘さんの言葉に傷ついたけど、

    傷ついたよ、嫌だったよ、と言えずにいるのですね。

Aさん:だって私にそんなこと言える権利ありますか?

心理師:うーん、娘さんを叱るというか、

ご自身の気持ちを伝えるというのは、いかがでしょう?

Aさん:・・・気持ち?

心理師:娘さんから罵るような言葉をぶつけられて、

    その時Aさんはどんな気持ちでしたか?

Aさん:・・・気持ち、ですよね、

    あの・・・、私、自分の気持ちなんて分かりません。

    でも、私って他人の気持ちはすごく分かるんですよ。

    今まで特に、ずっとずっと母親の気持ちを考えてきました。

    これをしたら母が喜ぶ、これは母が好む、

母の誇りに思ってもらうにはどうすべきか、とか。

 

* * *

 

この短い対話の中からも、

Aさんにはアダルトチルドレンの特徴を見つけることができます。

 

それは、自分自身の“気持ち”に蓋をしている点です。

 

娘に罵られるという出来事に対して、

Aさんは、怒り・腹立たしい・悲しい・悔しい・寂しい など発言していません。

心理師が「傷ついた・嫌だった」と明示してみせても、

Aさんにはあまり響かず、「娘を叱る権利はない」の話に戻ります。

そして、少し考えて「自分の気持ちが分からない」ことに気づきます。

でもAさんはすぐに「他人の気持ちは分かる」と発言し、

心理師に対してもどこか「できる私」を見せているような姿勢です。

 

Aさんは以下のような背景が考えられます。

 

Aさんは自分自身の気持ちが分からない

でも、それを正面から受け止めるのも怖い

いま不安になっているという感覚に自覚はない

無意識的に、自分が安心できる話題をしたい

安心=他者から評価される という価値観があるため

すぐにでも「できていること」をアピールして

心理師に「ちゃんとできてるんだね」と思われたい

できていることを話し始める

 

====

 

自分自身の“気持ち”に蓋をしてしまう背景は、

アダルトチルドレン以外にも考えられるものは複数あります。

例えば、

相手との関係で萎縮している時

揉めごとになるより流れに身を任せる時

抑うつ状態で感情の全般が休憩モードの時・・・

などです。

安易に決めつけてしまうことのないよう、ご留意ください。

 

====

 

この例のAさんは、

「特に母親の気持ちを考えてきた」という点から、

アダルトチルドレンの傾向がうかがわれます。

 

判断基準が自分ではなく「親」

他人の顔色が気になって仕方ない

 

という経験を重ねたことで、

 

相手の気持ちを優先すると自分の気持ちは邪魔になるため

自分の気持ちにはとことん蓋をしてしまった方がむしろ楽

 

という状態が出来上がっていったと考えられます。

 

 

それでは、どうすればいいのでしょう。

 

とてもあっさり言うと

自分の気持ちを取り戻しましょう!

なのですが・・・

そう簡単に出来ることではありません。

 

 

何よりも大切な前提は『安心・安全』です。

 

自分の気持ちを取り戻しても大丈夫な環境があること

どんな感情も一緒に受け止めてくれる人がいること

ここなら素の自分でいられると心から思えること

 

どんなに酷くおぞましい気持ちを話したとしても

それによって好き嫌いが変わることのない信頼感

 

これらは、アダルトチルドレンからの回復に大事な条件です。

 

『安心・安全』を一人で作り出すのは難しく、

また、どこかに飛び込んでいくのも勇気のいるものです。

 

そこで、あなたにとって確かな『安心・安全』

それが、カウンセリングの空間です。

 

もちろん、ここ 銀のすずpremiumも、

あなたに安心安全の環境を提供しています。

 

====

 

最後にもう一度、先ほどのAさんに登場してもらい、

気持ちに蓋をしない例をみてみましょう。

 

* * *

 

Aさん:昨日も娘から罵られました。言われっぱなし。

    でも、こんな娘にしてしまったのは私なんです。

    だから自分に腹立つんですよ、情けないし、悔しい。

でもでも、やっぱりすっごく傷つきますよ!

心理師:すっごく傷ついたのですね。同時に腹立たしさや悔しさも。

Aさん:そうなんです。なんと言っていいか分からないけど、

もういろんな感情がぐっちゃぐちゃになって。

だんだん、こんな私になったのは、私の母親のせいだ!とも思いました。

心理師:お母さんのせい?

Aさん:今の酷い娘ができたのは、母親である私の育児のせいでしょ?

    それなら、こんなに悩んで苦しんでおかしくなってる私になったのは、

私の母親のせいでしょ?

全ての元凶は私の母親なんだと思うと、憎悪が溢れるんです。

心理師:うん、うん。

Aさん:うわ、私、こんなこと言っても大丈夫ですか?

心理師:大丈夫、大丈夫ですよ。

 

 

* * *

 

カウンセリングは、ゆっくりじっくりと効果や変化が見られるもので、

『安心・安全』が実感されるのも、少し時間がかかる可能性があります。

それでも、信じてみる価値がありますよ。

丁寧に信頼関係を築き合いながら、この先はいろいろな心理技法で

感覚を取り戻すべくアプローチを提供します。

あなたがご自身の “こころ” を大事にしていく過程を

銀のすずpremiumと歩んでみてはいかがでしょうか。