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心理検査について

今回は【心理検査】についてお話しします。

心理検査の目的は心理テストの結果をもとに、

自分のあらゆる側面を客観的に把握することで、

自分の理解を深めて悩みの改善に役立てることができます。

例えばバウムテストという心理検査があります。

バウムテストとは名前の通り、木を描く心理検査です。

「一本の実のなる木を描いてください」という指示により

用紙に樹木を描いていただきます。

そしてそこに表れる考え方の特徴、対人場面での姿勢など

精神的な健康度や心理的な傾向を読み取っていくものです。

 

バウムテストは、専門的には“投影法”のひとつです。

なかなか言葉では表現しにくい事柄も絵には映し出される、

という考えに基づき描いていただいた絵からいくつかの

心理的な傾向性を読み取るのです。

 

心理検査の結果のみで

何かの精神疾患の診断が決まることはありません。

良い・悪いといった評価をすることもありません。

 

つまり、

心理テストは、あなたの悩んでいること・困っていることが

“どのような背景で起きているのかを知る” ひとつの方法であると言えます。

 

例えば、くしゃみが出る時・・・

その背景には

「花粉症である」「部屋が埃っぽい」「風邪のひき始め」

など複数の可能性が考えられます。

 

もし、本当は風邪が原因なのに

「部屋が埃っぽいからだ」と思って掃除を頑張っていたら、

風邪が悪化します。

もし、本当は花粉症が原因なのに

「風邪ひいた」と思って風邪薬を飲んでも、

症状は良くなりません。

 

このように、“くしゃみ”という表に出ている症状は同じでも、

その背景は実に様々です。

 

人によっても違えば、同じ人でも日によって多種多様なわけです。

 

“くしゃみ”であれば、

アレルギー検査を受けたり、

発熱や目の充血など他の症状を確認したりして、

出ている症状の背景・原因を特定していきます。

 

心の問題も、仕組みとしては同じように考えることができます。

 

同じ“うつ”という症状でも、

同じ“対人場面で緊張する”という悩みでも、

その背景は人によっても場面によっても様々なのです。

 

 

例えば、“対人場面で緊張する”という悩みの背景には、

・かつて人前で恥ずかしい経験をしたトラウマがある

・言いたいことはたくさんあるのにどう表現して良いか分からない

・「絶対に好感を持ってもらわなければならない」と思うから緊張する

・相手が怒っているのではと思い顔色を伺っているとひどく疲れてしまう

・これまでにうまくいった経験が一度もなく今回もまたダメだと諦めている

などが考えられます。

他にも、多様にあるでしょう。

 

このような背景に関して、

心理検査の結果から、

“大凡このような心理的課題があり悩みを引き起こしているのではないか?“

ということを検討していきます。

 

課題を指摘するだけでなく、

“この部分はとっても強みになっているから、もっと伸ばしていくと良さそう!”

という、あなたの背中をおすポイントも見つけていきます。

 

 

“くしゃみ”の例で言うと、

検査をして「花粉症」と分かったから、

「花粉症に効くお薬だしますね〜」という感覚です。

 

あなたの悩みの背景には〇〇があるようだから、

◎◎に取り組むと良さそうですね。

そして、△△という強みを活かすといいですよ〜。

 

というイメージです。

 

心の課題については、

身体の病気ほどハッキリとした原因を特定することは難しく、

この点は私自身も日々もどかしく思うことがあります。

 

でも、

一人では分からないことも、

カウンセラーとの対話や心理検査を通して

「もしかしたら、〜かもしれない」

「××だと思い込んでいたけど、〇〇の可能性もあるかも」

「今まで認めたくなかったけど、実は◎◎を我慢してきました・・・」

など

新たな気づき と 新たな解決の糸口 が見つかる時間になります。

 

この悩みはどこから来るんだろう・・・

どうして私はいつも同じようなつまずきをするんだろう・・・

という方は、ぜひ一度 銀のすずpremiumにご相談ください♪