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依存症

依存症の特徴

 

依存症という言葉はよく耳にしますが、

どうような状態が依存なのでしょうか。

共通する特徴は、依存対象にのめり込み繰り返す

うちに止めたくてもコントロールが効かなくなる

状態です。

 

 

依存症

 

目 次

 

1 依存症のカウンセリングで対象となる種類

2 依存症の程度について

3 依存症の原因

4 依存症のカウンセリングとは

5 依存症へよく使われる心理療法

 

1. 依存対象の種類

 

依存症には大きく分けて物質依存

非物質依存にわけられます。

 

<物質依存>

アルコール 、薬物 、過食 、ニコチン、 カフェイン

など

 

<非物質依存>

ギャンブル  パチンコ 買い物、 ネット中毒、

パソコン、携帯電話、メール、ゲームセックス、

恋愛、宗教、暴力、リストカットなど自傷行為。

 

非物質依存については、ギャンブル、摂食障害、

盗癖マニア、抜毛症以外は、医学的な診断基準は

ありません。

また、買い物依存や盗撮等刺激を求めるものは、

行為・プロセス依存。

特定の人への執着を求める恋愛依存は

関係性依存と呼ばれています。

 

2. 依存の程度

 

カウンセリングに来られるお客様で、比較的多い

のは恋愛依存、性依存、過食、盗撮、自傷行為

などの非物質依存でしょうか。

 

物質依存には国際的な診断基準がありますが、

物質依存については診断基準がないものが多く

あります。

生活(仕事、経済、家族、人間関係)に

支障があるのに止められない状態

であれば、何らかの対処を考えると良いでしょう。

 

下記項目は、大まかな依存度の目安として参考に

して下さい。

 

1.夢中になると嫌な気分を忘れられる.

2.頭では良くないと分かっているのに繰り返して

しまう

3.以前に比べ段階を追って程度が上がっている

4.頻度が常識の範囲を超えていると思う

5.周囲の人や家族へ迷惑をかけている

6.家族や他人へ依存行為を隠そうとする

 

3. 依存症の原因

 

ストレスを和らげようと試した嗜好や行動が、

その人にピタッとくれば、また同じ行為を繰

り返したくなります。

 

 

これは、ギャンブルなど達成感やスリルを感じ

た時、脳内で分泌されるアドレナリン

またはリスカなど、心が落ち着いた時のセロトニン

を欲する脳内神経回路が、出来上がってしまうから

です。

 

このような状態になるとどんなに自分を責めても、

意志の力ではどうにもできなくなります。

早めに専門家の手助けを求めましょう。

 

4. 依存症のカウンセリングとは

 

 

 

依存症で悩む人の多くは、はじめは何かしらの

不安やコンプレックスを抱え、色々と試行して

いくうちに見つけた対象へ心の拠り所を求めます。

そして最終的にはコントロール不能に陥ります。

 

依存症を改善するには、本質的な問題と向き合う

必要性があります。

例えば恋愛依存で多い本質的な問題は、他人から

どのように思われるのかが恐い、集団の中が苦手、

人に合わせるのが当たり前、問題が起きると自分

が悪いと思う自分がよく分からない…etc。

 

恋愛対象にあるがままでいられる自我状態は、

これらの不快感を緩和してくれます。

しかし対象の言動に不安を感じると、自我が

ひどく傷つき、気持ちを不安定にさせます。

 

このように恋愛は心のバランスを保つために

必要なものですが、本質的な問題が根深いほど

手放すことへの不安や執着心が比例して大きく

なります。

 

不快を味わう度に、快楽を求めるように学習して

しまった考え方や行動は、トリガー(きっかけ)

によって、満足をもたらす対象を自動的に想起し

て、強い欲求を生み出しそうとします。

 

したがって、依存症の心理カウンセリングは、

本質的な問題解決と対象への依存度を段階的に

下げていくアプローチの両方が必要となります。

 

 

 

5. 依存症へよく使われる心理療法

 

認知行動療法

きっかけとなる事象へ対処できる考え方を学習して、

新しい信念を習得します。

 

EMDR

衝動的に上がってくる欲求や感情を小さくしていくよ

うに働きかけます。