自分の神話を持つこと
ある心理学者は、「人間は神話を失うと心の問題を生じる」と言いました。
たとえば、神から命を与えられたという神話(信仰)を持っている人は、
神に感謝をしながら毎日を過ごしたり、辛い出来事も神から与えられた試練だと
解釈して耐えることができるというものです。
日本のように信仰を持たない民族は、根本的な支えがないから、
心の問題を生じやすいと考えられています。
どうして生まれてきたのか、なぜ生きるのか?
支えにしたがるのではないでしょうか?
「なぜ、自分は生きるのか? 僕は働くのか?」 解答はどこにもない。
ないなら、自分の心と対話して、自分だけの納得のいく神話を
発見して創りだすのも楽しいものです。