AIに相談するのって「あり」?公認心理師が 教える、賢い使い分けのコツ

こんにちは!札幌大通のカウンセリングルーム
「銀のすずプレミアム」です。
「AIに相談しているんですけど、先生はどう思
われますか?」
と聞かれることがとっても増えました。
結論から言うと…「全然アリ!」だと私は思っ
ています。
実は、私自身も頭の中を整理したいときに、
ChatGPTに状況を打ち込んでみることもあるん
ですよ(笑)。
新たな視点や前に進む勇気を持てたりしますね。
今日は、最近ぐんぐん進歩している「AI相談」
と、私たち「人間カウンセリング」の使い分け
について、私見をお話ししてみますね。

AIが得意なのは「今の私をまるごと認めて!」というとき
AIはここ数ヶ月で本当に賢くなりました。
今の状況を客観的に分析して整理するのは、
人間より得意かもしれません。
特に「今は心が折れそうで、とにかく肯定して
ほしい」「今のままでいいよって受け入れてほ
しい」など優しい全肯定カウンセラーを求めて
いる時に、AIは最高の味方になってくれます。
AIはあなたの望むような優しい言葉をすぐに返
してくれますし、それで「よし、明日も頑張ろ
う!」と勇気をもらえることもありますよね。
そんな時は、AIを頼っていいと思います。

AIが見ていないのは、あなたの「奥行き」
ただ、AIを使うときにちょっとだけ知っておい
てほしい「落とし穴」があります。
前提として、AIはユーザーを不快にさせない
(離脱させない)アルゴリズムがあります。
それは、AIはあなたが望む答えを優先して返
してくる傾向があるので本当の課題を指摘でき
ないという弱点があるということ。
AIが分析しているのは、あなたの過去の書き込
みデータやWeb上の膨大な知識など、あくまで
文字に書かれた「今」の情報だけです。
- あなたがどんな幼少期を過ごしてきたか
- 本当はどんな価値観を大切に生きてきたか
- 家族との複雑な関係性の歴史
- 他者とどんな風に関わってきたか
- あの頃の入り混じった感情や葛藤
そして何より、あなたの醸し出す雰囲気や声の
トーン、ふとした表情。
こういった人間同士の「文字にならない大切な
情報」やあなたの奥行きを、AIは読み取ること
ができません。
とはいえ、今記事を書きながら、AIに負けじと
ムキになっている自分に気づきますね。
心理カウンセラーの仕事をAIが奪う日は、
必ずやってくるに違いありません!

カウンセラーは、本質の提示をして「これからの変化」を考えます
私たち公認心理師は、札幌の静かなカウンセリ
ングルームに入室されたその瞬間から、言葉以外
のメッセージも全力で受け取っています。
「何があなたを苦しめているのか?」を一緒に探
るとき、時には耳の痛いことや、問題の本質に触
れることもあるかもしれません。
そんな時は優しくないと感じられるでしょう。
でも、それはあなたがこれから先、もっとスムー
ズに生きていけるようにと願って、プロとして頭
をフル回転させてお伝えしていることなんです。
賢く使い分けて、心をラクに
まとめると、こんなイメージで使い分けてみるの
がおすすめです。
- AI
今の状況を整理したいとき。
とにかく優しく励ましてほしいとき。 - カウンセリング
自分のクセを見つめ直したいとき。
根本から自分と人生を変えたいとき。
AIは、状況整理や「全肯定的カウンセラー」とし
て活用するにはとても便利です。
ただ、AIの出す優しいアドバイスや「そのままで
大丈夫」という言葉に安心しているうちに、心地
は良くても「結局何も変わっていない」という状
況に陥ることもあります。
AIのアドバイスは、少しだけ「疑いながら」試し
てみるくらいがちょうどいいと思っています。
気づいたら何も変わっていなかった…というのは、
ちょっともったいないですからね。
「AIにも聞いてみたけれど、やっぱり根本的に解
決したいな」
そう思ったときは、ぜひ一度、札幌大通の当ルーム
へお越しください。
あなたの雰囲気や、歩んできた道のりを丸ごと大切
にしながら、しっかりとお話をお聞きします。
著者:土井裕(公認心理師・精神保健福祉士)
札幌で心理カウンセリングを行っている 土井裕(どい ゆたか) です。
このブログは、悩みや不安を抱えている方が、少しでも気持ちを軽くして前向きになれるきっかけになればと思い書いています。
専門的な内容もできるだけわかりやすく、やさしい言葉でお伝えするよう心がけています。
「ちょっと読んでみようかな」と気軽に立ち寄っていただける、そんな場所になれば嬉しいです。
